浮気や不倫以外で慰謝料の請求が多いのは、暴力を受けた場合です。殴る蹴るされるなどの身体的暴力(DV)を受ける以外に、精神的なモラルハラスメントについても慰謝料請求の支払い対象となります。

DVDVはわかりやすいですけど、モラルハラスメントについては幅広い内容となっています。配偶者に暴言をはかれたり、人格を否定するような発言をされるほかに、壁を殴るなど物に八つ当たりする場合なども該当するようです。理由もなく無視され続けたり、家で料理を一切食べずに外食をするような家庭内別居状態についても、モラルハラスメントに入りそうです。精神的な苦痛が大きく、一緒に暮らしていく際に障害になりそうな事由については、慰謝料が発生しやすいということでしょう。

「性格の不一致」という理由だけでは離婚できませんけど、モラルハラスメントが行われていれば話は違ってきます。実際には、モラルハラスメントは室内で行われることが多く、証拠が残りません。被害を受けている側も、暴言をはかれるような理由、相手を怒らせるようなことをしているという自覚がある場合などに、他人に相談できないようです。モラルハラスメントは立派な暴力ですから、精神的な苦痛を感じる場合は弁護士に離婚相談をしてみましょう。

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